アーニス・サウンド・テクノロジーズは、独自の立体音響技術 S+ を用いた様々なソリューションを提供します。 S+はアーニス・サウンド・テクノロジーズの立体音響技術の総称であり、モノラル、ステレオ、マルチチャネルなどあらゆる音声ソースに対し、従来のステレオヘッドホン、ステレオスピーカで立体音響が再現できる技術です。 |
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■概要
私たちは、HRTF(Head Related Transfer Function)によって、音が頭の外のどの方向で鳴ったのかを検知することができます。
HRTFとは、ある方向/距離で発せられた音が頭や鼻、耳介などの突起物を経由し、外耳道の入り口に届いた時点でどのように変化しているかを数学的に捉えたものです。
私たちが普段耳にする音は、立体空間上の様々な方向から聞こえて来るため、立体音響と言うことができます。
では、この立体音響を人工的に再現するには、どうしたら良いのでしょうか。
HRTFは上図の例にあるような複雑な特性を持っており、これを正確に人工的に再現することで立体音響をつくり出せますが、演算量が多くあまり現実的ではありません。
アーニス・サウンド・テクノロジーズは、HRTFに見られる特徴の中でも、特に方向検知に必要な特徴のみを抽出して処理することで、小さな演算量でHRTFを再現する手法を確立しました。 この手法をベースに様々な応用を加えた技術の総称がS+です。
下記の2つのエンジンの単体使用、組み合わせ使用によって、様々なソリューションを提供します。
◆立体定位及び定位移動エンジン
モノラルソースにHRTFを付加し、3D空間上の任意の点に定位させるエンジンです。
また、3D空間上のある点に定位した音を別の点へシームレスに移動させることもできます。 これは、ある点のHRTFから別の点のHRTFに切り替えることになりますが、ただ切り替えただけでは不連続な音となってしまいます。
S+は、音の定位の移動中に補間処理を行い繋ぎ目のない移動感を提供します。
また、移動情報は、例えばジョイスティックの操作などに伴って、リアルタイムに反映させることが出来ます。
立体定位及び定位移動エンジンの処理音はバイノーラルサウンドとなりヘッドホン聴取用の立体音響となります。

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◆音場生成エンジン
2chソースの音場を生成するエンジンです。
いかなる音場を生成するかは、入力ソースがステレオかバイノーラルかと、聴取機器がヘッドホンかスピーカ(どのような スピーカ)かに依存します。 上記のパラメータを切り替えることによって、一つのエンジンで最大三つの機能を持つことができます。
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●入力ソース:バイノーラル 聴取機器:ヘッドホン
バイノーラルをヘッドホンで聴く場合、音場生成エンジンは不要です。
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●入力ソース:バイノーラル 聴取機器:スピーカ
左右音漏れを抑制/調整する仮想ヘッドホン処理を行います。
左右音漏れとは、ヘッドホン聴取時に立体音響として聞こえるバイノーラルソースをスピーカで聴取する場合、左のスピーカから右の耳へ、右のスピーカから左の耳へと音が漏れてしまう現象です。 この現象は、バイノーラルソースが本来持つ音の方向感の再現を困難にしてしまいます。
S+の仮想ヘッドホン処理は、従来のトランゾーラル手法とは異なります。 トランゾーラル手法では、理論上のスイートスポットは、あらかじめ想定された一点だけであり、 これをリスナーに求めるのは、現実的ではありません。
私たちは、バイノーラルソースに含まれる方向検知に必要な情報のみを残して耳に届けることで、スイートスポットを広げることに成功しました。 これが、S+の仮想ヘッドホンです。
仮想ヘッドホン処理によって、スピーカでバイノーラルソースを聴いても立体音響として再現することできます。

●入力ソース:ステレオ 聴取機器:ヘッドホン
ヘッドホン頭外音場拡大処理を行います。ステレオソースの方向情報は左右音量差しかないため、その音は頭の中で聞こえます。これは、人によっては圧迫感を感じたり、長時間の聴取において疲れを感じさせる場合があります。
S+のヘッドホン頭外音場拡大処理は、音を頭の外へ広げることによって、心地よくかつ疲れない音場を提供します。

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●入力ソース:ステレオ 聴取機器:スピーカ
スピーカ配置の制約があり、あまり左右間の距離を取れない場合、せっかくのステレオサウンドのステレオ感が失われがちです。
スピーカ外音場拡大処理は、左右スピーカのさらに外側に音を広げることによって、ステレオ感が蘇ります。


